2011年9月10日土曜日

外で描いてみる

独学でデッサンや絵画を学ぶ場合、何をどこで描くかは自由ですね。
ご自宅や室内で描くことに飽きてきたら、外の風景を描くことをお勧めします。外でデッサンや絵を描くのに良い季節に入ってきましたので、公園や町中へ出かけてみましょう。

しかし実際公園や町中、道端で描くのは少し勇気がいりますね。ウォーミングアップとしてスケッチやドローイングなど5-10分で描いてみると良いです。
短い時間で描く、描けるように意識すると細部を描いている時間がないので全体をとらえて描く練習にもなります。


最初から木1本1本描いていってしまうと、いったい自分は今どこを描いているのか、どっちが手前なのかということがよくわからなくなってきます。全体的な雰囲気を大切に描いていくとよいと思います。
具体的に言えばどの木が目立つか、どんな風に全体の木が並んでいるのかなど全体を見渡した時の印象に注意して描いていくということです。
勿論町や建物群を描くときも同様のことに注意すると良いです。

道具のことを言えば、外に持ち出すので最小限の画材とできれば画面を固定できる簡易イーゼルや首からかける画面を固定するものなどがあるととても便利です。

下の作品は生徒さんの描いた風景画です。2時間半程度で描いてもらいました。本人いわく「あと2時間は描きたかった」とのことです。外での絵画制作もとても楽しい経験です。





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