2011年4月22日金曜日

どんな絵を描きたいですか?


写実的なデッサン、抽象画、油絵、心象風景、イラスト、デザイン画など一言で「絵を習う」といっても様々なカテゴリー・画材を使った絵がありますね。
先生・講師によっても専門や得意不得意があるので自分のやりたいことに合った先生・講師を見つけたいですね。
そんな中でも、デッサンを習いたいと言う生徒さんは多くいらっしゃいます。




前回の授業では、リンゴと卵という丸い2つのモチーフを用意しました。大きさや色、質感などの違いを描き表すのは難しいですがみんな楽しく描いていました。
さて、このデッサンはどのような工程で描いていけばよいのでしょうか?次回はその工程をアップしようと思います。絵の描き方に決まったマニュアルはありませんが、私なりの工程をアップしていきたいと思います。

2011年4月18日月曜日

どんな方法で絵を学びますか?

造形や絵を上手に描けるようになりたいと考えている方がいると思います。今回は絵を学ぶ主な手段とそれらのメリット・デメリットを書いてみました。

1◆独学で学ぶ
デッサン上達本やネットで基本的知識を得てとにかく描いてみる。

・メリット
初期費用が画材のみで気軽に始めることができる。
通う手間・時間がかからない。
時間・曜日・内容すべて自由にできる。
・デメリット
上達までに時間がかかる。
他人の作品と比べられない。
特殊・大きなモチーフなど描く機会が少ない。
続けられないことが多い。

2◆家庭教師や個人レッスンで学ぶ
ネットや紹介により家庭教師または個人レッスンを受ける。

・メリット
学ぶ時間・曜日など自分にすべて合わせられる。
学ぶ内容(カリキュラム)も自分専用に組める。
人に見られないので恥ずかしがりな方には安心して続けられる。
マンツーマンなので疑問をその都度解決して進められる。
自宅でのレッスンの場合通う手間・時間がかからない。
複数人で習うと割安になる。
・デメリット
他人の作品と比べられない。
自宅なので気持ちの切り替えが必要。
特殊、大きなモチーフなど描く機会が少ない。
教室に比べるとお月謝が割高である。
どんな講師が来るか不安、技術のない方が趣味で教えている場合も稀にある。

3◆教室に通って学ぶ
絵画教室に通い、他の生徒さんと共に学ぶ

・メリット
他の作品と比べられる。
同じ趣味のお友達ができる。
特殊、大きなモチーフを描く楽しみがある。
大きめの教室であれば、油・水彩・鉛筆等一通りの画材を試すことができる。
・デメリット
曜日や時間が合わないことがある。
通う手間・時間がかかる。
人付き合いが必要になる。
学ぶ内容(カリキュラム)が合わない場合もある。


簡単ではありますが以上のことが考えられます。
私本人としてはやはり教室に通うことをお勧めしています、それは上達のコツは他の作品と比べることだと考えているからです。
お友達と数人で学ぶ分には家庭教師・個別レッスンも教室も料金的にはあまり変わらず、上達もしやすいです。
あとの選ぶ基準としては好みの問題になると思います。生徒さんの中には「絶対にほかの人に見られたくない」という方や「通える範囲の教室がない」という方もいますので自分に合った環境を選ぶことが大切です。
教室に通う場合は実際の教室を訪ねて体験レッスン等を受けること、家庭教師では一定期間中は家庭教師の交換ができるという条件から始めることをお勧めします。また家庭教師の場合は相性が重要なのでレッスン開始前に一度実際に会うこと、レッスン内容の確認等打ち合わせは重要です。楽しむためのレッスンであれば楽しくできる環境が一番重要ですよね。

2011年4月12日火曜日

はじめまして

美術の講師を初めて6年になりました。3月の地震以降、お子さんを塾に行かせることへの不安からか、美術・5教科関係なく家庭教師の需要が増えているように感じます。大人の方からの問い合わせも以前より若干増えました。美術に関わらずお料理やスポーツ等何かに集中している時間は心が休まるのでしょう。
私が集中する時間はパソコンで素敵な画像を見る時間です。その中でも懐かしい画像を発見しました、美術に興味を持つキッカケとなった作家【Salvador Dalí】です。





すき・きらいに関係なく中学生の私には衝撃的でした。

現在国立新美術館のシュルレアリスム展http://www.sur2011.jp/でも見ることができます。